「ポーくん」ってだぁれ?
ポーくんの誕生
2007年、スキー場開業40周年を迎えるにあたり、マスコットとして導入されました。
≪なぜモチーフが豚なのか?≫
ポーくんが登場した2007年中国は60年に1度の『金の豚年』と言われる年でした。その年に生まれた子供は生涯みんなに愛され幸福でいられるとされ、縁起担ぎのいいキャラクターなのです。
これにあやかり、今後の上国(じょうこく)が特に三世代のファミリーのお客様に愛され、皆様と一緒に幸福な時間と空間を過ごせるお手伝いができればと、この『ポルコファミリー』は私たちスタッフの願いでもあります。
『金豚年』とは五行という古代の思想によると、万物の根源をなすものは金・木・水・火・土とされます。各年はそれぞれ金・木・水・火・土に対応しており、さらに、十二干支があり、毎年代表動物がいます。2007年はちょうど60年ぶりに金と豚がめぐりあう年です。
金色は古代皇室でよく使われる色で、『富貴』を象徴します。
私たち日本人は、ブタという動物に、怠け者だ、食べてばかりいるなどあまりいいイメージを持っていないと思います。
干支の呼び名でも野生的な存在のイノシシの方がどちらかと言えば好まれるでしょう。『あなたはブタ年生まれ』と言われると、日本人の多くは気分を害することでしょう。しかし、日本の干支のイノシシは、中国ではブタになります。
ブタの中国での捉え方は太って裕福な感じを持ち、ブタは豊かさの象徴であり、『福』を感じさせる動物といわれています。よって『金豚年』は大変縁起の良い年なのです。